鍛造加工には様々な設備を必要とします。材料を加工する鍛圧機械。材料を適当な長さにカットする切断機。材料を鍛圧機に送り届ける搬送装置。金型(加工する為の工具)を鍛圧機に取り付ける型枠ダイセットなどなど、それぞれの選定には経験値を必要とします。FSAは多くの設備投資をサポートしてきました。豊富な経験からあなたの計画に最適な設備を提案します。 


-プレス(鍛圧機)の販売-

 

鍛造加工の主役になる機械です。多くの種類、機種が存在しますが、大きく分けてタテ型、ヨコ型、そしてそれぞれにメカ式、油圧式があります。機種の選定には専門知識が必要となります。FSAではあなたのテーマにベストマッチした機種をご提案いたします。

 

私共は「油圧式のタテ型プレス」に注目をしています。油圧プレスの設計は自由です。あなたのテーマにマッチした仕様で設計、製作ができます。例えば私共の試験機には4軸の加工軸を持たせました。そのうち3軸にはサーボモーターを取付けて作動制御しています。また1軸に「特許工法きつつき鍛造」が行える高速上下作動機能を加えています。それぞれの加工軸が変則的な鍛造加工を可能にしています。1台のプレス機で色々なアクションがこなせる自由度に新しい価値が生まれると私共は期待しています。 


-材料潤滑コーティング装置-

 

鍛造加工では加工する材料に潤滑剤を塗布します。材料潤滑は重要で、これが十分でないと1個何万円~何十万円もする金型があっという間に焼き付いて壊れてしまいます。

潤滑には「ボンデ処理」や「潤滑油」、「一液潤滑剤」などが多く使用されています。なかでも高い潤滑効果を安定して得られるのはボンデ処理です。しかしボンデは地球環境に悪く、新たに設備するには相当なハードルがあります。そうなると外注での処理となりますが価格は高騰の一途をたどり、他社の工場へワークを運ぶための物流コストも重く圧し掛かります。

これらの問題を解決する為に私共は「一液潤滑剤」による表面処理の内製化を推奨しています。使用する一液潤滑剤の選定から、最適な塗布条件、省スペースで効率的な塗布装置をご提案させて頂きます。